MIKIMOTO - The Layers of Light

130年を超える歴史の中で受け継がれてきた、
MIKIMOTOの技と美意識。
神宮寺勇太さんとともに、一つの特別なジュエリーが
完成するまでのプロセスを辿りながら、
その輝きの奥に、光の層のように積み重ねられた、
人の手と時間を紐解きます。

Design

美を描く

まだ “デザイン” が “図案” と呼ばれていた時代から、MIKIMOTOはその重要性をいち早く見出してきました。
極細の筆と墨で描かれる、繊細な線。水彩絵の具や色鉛筆で重ねる、光と影。
「ミキモトスタイル」と呼ばれる独自の様式によって、 まるで本物のジュエリーがそこにあるかのような、一枚のデザイン画が生まれます。
それは、形を伝えるための図ではなく、ジュエリーの完成を見据えて描かれる、もうひとつの作品です。

Select

宝石を見極める

MIKIMOTOの審美眼にかなうのは、数えきれないほどの基準をクリアした、ほんの一握りの宝石だけ。
今回メインストーンとして選ばれたポートレートカットが施されたアクアマリンは、澄んだ青い色彩が印象的な宝石です。
石の下にあしらわれる繊細な細工が美しく際立ちます。

Craft

匠の技

Craft

匠の技

焼きなまし
やすりがけ
切り出し
石定め(いしきめ)
珠定め(たまきめ)

01

焼きなまし

金属を熱し、柔らかくするための熱処理作業。先に焼きなましを行うことで、その後のやすりがけや、リングサイズを叩いて合わせる作業がしやすくなります。

02

やすりがけ

金属の表面を削りながら、形を整え、滑らかにする作業。一見すると静かな作業の中で、クラフツマンは手の感覚や音を頼りに、わずかな変化を見極めています。

03

切り出し

今回のリングでは、複雑なアウトラインを手作業で糸のこにより丁寧に切り抜き、イニシャルを象ったプラチナのプレートを作製。限界を見極めたラインで切り取ることで、美しく仕上がります。

04

石定め(いしきめ)

宝石を細工された地金に美しくセッティングしていく工程。石定めは、今の時代にあっても機械では置き換えられない、手仕事を基本とする最も高度な作業のうちのひとつです。失敗が許されないその作業には、高い技術と経験が求められます。技法の違いによって、ジュエリーの輝き方は大きく変わるため、素材の魅力を美しく引き出す方法が選ばれます。今回はパヴェセッティング、爪留め、枠留めを採用しています。

05

珠定め(たまきめ)

製造工程の最後に行われる、真珠をセットする作業。ジュエリーはすでに美しく磨き上げられているため、細心の注意を払いながら真珠をバランスよく留めていきます。

Delivery

完成のその先へ

素材を見極める審美眼。
美しさを導くデザイン。
精緻な技を受け継ぐクラフツマンの手。
いくつもの工程と想いが重なり合って生まれた、世界にただ一つのリング。
その輝きは、身につける人の手へと渡り、新たな物語を紡ぎはじめます。

Yuta Jinguji picture
Yuta Jinguji picture
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Yuta Jinguji

神宮寺勇太

About MIKIMOTO

About MIKIMOTO

日本で生まれ、世界に育まれた MIKIMOTO 独自の美意識。 そして、一世紀以上も受け継がれる、 卓越した技と熱い眼差し。

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※アトリエは一般非公開となります。
※ジュエリーのオリジナルオーダーは通常受け付けておりません。